生きるとは闘争である。
今日放送されたアニメ「ちいかわ」を見て感じた。ちいかわがなぜ面白いのか。それは我々の生きる世界と多くの「共通点」があることである。さらに、その共通点を踏まえた上で多くの「ズレ」がある。
ズレとは、現実と理想のギャップである。
本日はちいかわ63話「お祝い」の放送日である。
「お祝い」の前の話である「同じ気持ちじゃないとき」では、試験に落ちて落ちこむちいかわとそれを心配し、素直に喜べないハチワレの葛藤が描かれている。約束していたラーメン屋にも行けないほど落ち込んでいた。
人間世界においても「素直に喜べない」場面はある。数人で試験を受け、誰かが落ちた時、落ちた側の人間が「おめでとう」と言うが、心のどこかでは悔しさがある。
【一つ目のズレ】
ちいかわ世界においては、この悔しさが約束をしていたラーメンを食べられなかったという様子に表れている。
【2つ目のズレ】
翌日には自ら気持ちを切り替え、ハチワレの合格を心からお祝いしている点。
あえて競争では無く、闘争という言葉を使った意図が伝わると嬉しい。今日は彼らのセリフを原稿用紙に書き起こしてみたが、ハチワレ様の誉める言葉が多いこと。
本当にポジティブになれるなぁとしみじみ。
ちいかわおもしれー