※ちなみに私は現在2年生の担任です
私は4月から給食指導に悩んでいて、食べることができない子どもが多かったです。
特にある子は泣いて、食べない!と泣きわめく有様でした。
悩んで悩んで...
やはりメニューによるところもあるんですよね、ただ食べることに集中をする訓練は必要だと感じました。
最初の方は実習で見た先生方のやり方を真似してやってみました。
最初に量の調節を行う。
そして子どもと教師の認めた量を食べる
ただやはり食べることへの集中力は低いままで、どうにもならない。
そして私は二つのことをしました。
一つは、給食ヒエラルキーをつくったことです。
思いつきなのですが、ピラミッドのようなものに給食の目的をあてはめました。
最上の目的は自らの心身をつくるために「完食する」こととしました。
次に楽しく
そんな感じで掲示物と私が念仏のように唱え続けました。
効果は見られましたが、やはり私が念仏を唱えなければ子どもは気を抜いてしまう。
だんだんうざったくなってきてしまうのではないかと思い、私は班の係に給食長という係を設けてみました。
仕事はシンプル、班員全員の完食を促すことです。
ルールを一つ設けて、「なんで遅いの」など班員を急かす言葉の使用は禁止にしました。
そして給食長を決める時に驚いたことがありました。
立候補をする子の中に給食を食べることが苦手な子が多かったことです。
子どもの意識の中で苦手を克服したいというものがあったのでしょうか。
そして先週から導入しました。
そしてついに一週間の中で2日間、私がおかわりをできない日がありました。笑
つまり全員完食することができたのです。
全員で拍手をし、さらには給食終了の時間の5分前には全員が食べ終わり、ワゴンも運び終えたという状態の時がありました。
もちろん食管の中はすべて空です。
うれしいものですね。改めて子ども同士の声かけの力を感じました。
私があーだこーだ言うよりも数倍効果アリかもしれません。
そして食べることへの意識を高めた結果もう一つよいことが。
準備の時間が格段に減りました。
前まで20分超えていた準備が今では12,3分で終えることができるようになりました。
本当に子どもは短い期間で成長するのだなと感動しました。
すると私も4時間目は時間きっかり終わらせなきゃと意識するし、
一石三鳥でした。
まだ二回なのでたまたまな可能性もあるので、どんどん子どもたちと一緒に声かけしていきたいと思います。
サーロインにしたのですが、おいしかったです。値段はなかなかですが満足できたのでよかったです。
ちなみにビモンというお店です。
八重洲口の方に向かうとあります。