ゴリラがひとになるまで

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スキナリアンゲーム

明日など一瞬で過去。

曲名は思い出せません。何かの歌詞にありました。

 

勝ち負けのあるゲームを避ける男の子の話。

じゃんけんの負けだって許せない子が世の中には存在します。彼らの世界は100か0で中間はありません。

 

その子たちに教えるのは「80でいい」ということでしょう。

 

[自立活動] 目標:ルールの遵守

①スキナリアンゲーム

②じゃんけん列車

 

【スキナリアンゲーム

お題に書かれた内容をみないで当てるゲーム。拍手のみで伝え、解答者は拍手を頼りにお題の内容を達成する。

例えば「ほうきをとる。」

掃除用具に向かっていくと拍手を大きくしていく感じです。

 

【じゃんけん列車】

内容は省略。

実はかなり難易度が高いゲームということがやってみてわかりました。勝った人の後に負けた人がついていく、それは負けた子にとっては屈辱的な経験なわけです。

また「触れる」が苦手な子にとっては、また一つハードルが高くなります。

じゃんけん列車=勝ち負け+接触+会話

と複合的な種目なわけです。

 

次回は絵の描かれたカードを用意し、負けたらカードをあげる。最後にカードの点数を発表していき、描かれた絵によって点数が変えようと思います。

 

運も入ります。ここを納得できるように事前に促してみてみます。

 

教室でも使えると思います。

 

 

あと今日はパーテーションの効果を実感

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穏やかに学習に取り組んでいました。

急に叫ぶような子も集中して取り組めた!!

 

かなり有効でした。予想外!

 

 

あと指しゃぶりなど問題行動をする子がいます。しかし、指しゃぶりは集中が切れた時間あってそのサインになります。

つまりガンガン活動させ、集中力を持続させれば問題行動は減るという仮説を立てられます。

 

案の定、算数でしたが、ガンガン声を出し、書き、問題を解く時間を入れ替えながら計画したらその時間一度も指しゃぶりは起きませんでした。なんとわかりやすい。

 

「行動には理由がある」と改めて確認し、効果的な対策を講じていきます。工夫のしがいがあります。

 

 

 

明日など一瞬で過去。

去年の子たちの写真を見てえらい懐かしい思い出のように感じます。そんな経っていないのだけど。