ゴリラがひとになるまで

世界一デカい教員を目指して。専門的な話はhttp://gori2ya.com/

会話力

昨今コンプライアンスの徹底が謳われており、

自分の実践やったり、取り組みやったりを載せることがしづらくなっています。

 

元々載せるのはアウトだったって話?

いまだに見てくれてる人いるから小話。

 

 

最近、昼休みが終わっても教室に帰らなくなった子がいる。

3人組女子なんだけど、縄跳びをいつも持ってて、練習?をしている。

 

時間になっても帰らなくて、

私が「どうしたの?教室で嫌なことでもあったの?相談乗るよ」と尋ねると

「何もない」ときっぱり言う。

 

でも自分はなんとなくその子たちの気持ちがわかって、持ってる縄跳びの話になって、

三重跳びやら新しく生み出した技やらを披露してくれた。

 

多分その子たちが大人とする会話って

注意がメインの会話になってるのかなと思った。「〜しなさい」的な。

 

よく考えてみると、大人と子どものやり取りが指示だけになってる場合がある。

もしくは空返事。

 

 

自分も指示のやり取りがメインになってることに先週気がついた。

今週は「とにかく会話したろ」と思って、

ポケモンの捕まえ方からパンツにうんこ漏らした話までしたった。

あのー大人が全てを分かったような態度、子どもとのテンプレートのような会話じゃダメよ。本当にその子のネタを引きずり出す会話よ。

 

 

そうするとなんだか怒ることなく1週間を終えることができた。

 

子どもを伸ばすってことだけに捉われるのは、良くない。子どもとの会話を思いっきり楽しもうと思う。

 

一番面白かったのは、1年生の女の子に

俺の机をトントンと叩かれ、

「ねぇ、あんた、あやとりできる?」って聞かれたことでした。

絡まったあやとりをとって欲しかったみたいで、俺がとった瞬間、

「あれ?なんか絡まってない?」

と聞かれました。

 

すぐにどうしようとかじゃなくて、変化する過程を楽しんでいけばいい事柄もあるんやな〜

 

早期に対応しなければならない点、

時間を見なければならない点、

また深みを知った1週間でした。

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