ゴリラがひとになるまで

世界一デカい教員を目指して。専門的な話はhttp://gori2ya.com/

「さすが、俺」

ある3年生の子が

「この学校で一番怖くて、一番おもしろい先生

と言う。

 

私の理想の教師像そのものである。2番は嫌なので何でも突き抜けてる方がいい。大分マイルドになったと思ったが、キャラクターの切り替えができるようになり、余計に際立つようになったみたい。

 

前任校を出るとき、「謙虚さを大切に」と言われた。

 

謙虚...控えめで、慎ましい様子、自分自身の能力に驕ることなく、相手の意見に対して素直に受け入れること。

 

世の中、口上では謙虚な人は沢山いる。「私なんて」、「つまらないものですが」

本当にそう思って言ってる人もいるし、社交辞令として言う人もいる。

多分90%な人は挨拶的なサムシング。

 

その分私は、この高い能力を有しているにも関わらず、努力を惜しまず、相手の意見を受け入れる柔軟さを持ち合わせている。

 

実際は自分は大したことないと思っていても、表面上は「さすが、俺」と言うべき。

 

もし、「私なんて」と言ってしまった時には、どんどん惨めになっていくだけ。

 

本当に上り詰めた人の「私なんて」はかっこいい。極めた人のみに許される言葉である。

 

能力の低い内は「さすが、俺」と言い続けるべきだと思う。本当に思っているかは別にして、表面上は「さすが、俺」でいい。

 

その言葉を吐いた裏で努力すればいい。

 

だだ滑りした次の日は、 また考えてネタを披露すればいい。マジシャンが出てきて、「これからつまらないマジックですが」なんて言ったら、期待できない。

 

教師が前に出てきて、

「初めてで自信ないけど」なんて言ってしまえば、子どもは「えっ」ってなる。

 

言葉は人を形作るのである。

根拠がなくてもいい続けろ。

見破られたら「お前、賢いな〜」と流せ。

 

とにかく「さすが、俺」といい続けろ。

実力がついてくれば痛くなくなる。

 

自分の形は自分で作れ。

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