ゴリラがひとになるまで

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学級開き【2日目】

要望があったので2日目!!

 

初日は、思ったより時間がありませんでした!

15分×6のレクリエーションの15分を捨てました。まぁ、仕方ない。

 

やはり6年生は入学式があるので、スタートはかなり忙しくなり、予定通りとは行きませんでした。

 

しかし、学級のイメージ

「教師がいなくても機能するクラス」

は伝えることができました。

 

また、子ども一人ひとりに自己紹介をしてもらいました。以前担任されていた先生は私の同期でよ〜く知ってる方なので、気持ちを一新させるように仕向けました。

 

具体的には、話はじめに「はじめまして」をつけるというだけです。

子どもは恥ずかしそうに言いますが、まんざらでもなさそうでした。

 

繰り返して新たなクラスが「生まれた」ことを強調しました。

 

 

 

2点目に徹底して指導できたことは、

起立→姿勢→礼

 

よく行われている「気をつけ。これから4時間目の学習を始めます。礼。お願いします。」という挨拶が私的には非常にテンポの悪いものに感じます。

 

なので、5秒でできる挨拶を。

 

声を出すのは日直、

①「起立」

全員が0.5秒以内に立つ。

 

「姿勢」

子ども同士で向き合う。中央向き。

強調することは、「毎日の学習を創り上げるのは君たち。友だち同士で創り上げる。私は熟練した技能を持っていない。だから友だち同士で挨拶をしよう。それで充分。」

 

③「礼」

「お願いします!!!」

教室に響く声、ハッキリしていなければやり直し

 

 

 

最後にもう一つ徹底できたこと、

「どうぞ→ありがとう」

 

モノとモノの間には感情が見える

手紙を配る、教科書を配るときの一言

これで変わります。

 

これで充分です。恥ずかしそうに、でもやってもらいます。コミュニケーションの機会であることが伝わったと思います。

 

 

 

昨日のブログが想像以上に、好評で♡

とりあえず2日目を

以降2日目。

 

40分×4時間 朝会、帰会有

 

⓪朝の会の前に、

連絡帳→名札→寝癖直しを

 

①国語

50m音読、校庭に出て音読をします。

風景純銀モザイク、いちめんのなのはなをみんなで音読。ワクワクしません?

※今日の帰りが遅くなったのは、国語の単元を構想したためです。また、後日記載します。構想段階ではありますが、おもしろーいのができました。一応、教科書にある引用、ノート思考を抑えた内容になります。

 

〈追記〉

50m音読

①整列の練習

②大きな声を出す

③全員で成功させるためには

 

step1 廊下で整列

作業後だったので静かに音を立てずに

誕生日順に並んでいたので、名前のあいうえお順ににその場でハンドシグナルだけで並び直し

そのまま靴箱へ移動

外まで静かに、そして答え合わせ

名字が一緒の子がいて、名前があいうえお順になっていなかったが、名字で!と指導したのでセーフに

二列縦隊の練習

通し番号2

2の人は左前に一歩出る

先頭の人の好きな言葉で合図を出す

例えば「いちご」

綺麗に2.3回気をつけさせたら上手に出来ました。

言う子を何回か変えて、練習しました。

とんちの効いた子は「いちご」→「いちじく」

などフェイントを入れてきました。

ここまでで15分。

 

step2 大きな声で音読

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校庭の50m走ラインに全員一列で並び、

後者に向かって「いちめんのなのはな」と連続して叫ぶ

声の跳ね返りを楽しむ。

1番の変化は、声を出さない子が大きな声を出す点である。意識して指導したいところ。

 

step3 連に気をつけて読む

いよいよ50mに離れて音読です。それぞれ向かい合う形で50m先に子どもたちを半数ずつ分けます。

そして、いちめんのなのはなを全員が読み終わるまで続けます。

いちめんのなのはなだけではなく、かすかなるむぎぶえ、ひばりのおしゃべり、やめるはひるのつきという3つのポイントがあります。

【チャレンジ1回目】

途中で読んでいるところがわからなくなって断念。

【チャレンジ2回目】

声が通らず断念。

【話し合い】

ここで1回挟みました。

・話し合いでは、声の大きい人をポイントに持ってくる

・メンバーの分け方

・教科書をじっくりと見る

などの意見が出ました。

ただし、一人の子が「そうじゃない、結局は全員が大きな声をかけて出さなきゃ分からないんじゃない?」と発言し、メンバーの変更等はなくなりました。

・声を出すときは教科書を見ない

・自分の次の番の言葉を準備しておく

・声を出す練習をする

5,6分でここまで出てきました。

見ていて非常におもしろいです。

【チャレンジ3回目】

ほぼ成功。ほぼと言うのはやめるはひるのつきの子の声が届かず、もう一回言って〜!聞こえなーい!となり、2回声を出したためです。

 

②学活(入学式係、係活動決)

喫緊の入学式に向けて。

重要だと思います。優先順位は高い。

6年生が発表する箇所がありますので、短い時間で最高のパフォーマンスを。

 

係活動決めは、「自分が何の係にするか」ではなく「どのような係をつくるか」を決めます。

もちろん提案はしますが、そこから広げるように仕向けます。

 

〈追記〉

入学式の練習ということで、前日の分担をしました。(当日の分担を忘れました)

まぁここは特に工夫なしです。

名前マグネットが早く必要やなぁと思いました

 

その後、入学式の意義について、

残り時間は歌、寸劇の練習にあてました。

歌の練習は1番まで

指揮をできる子が2人いたため、どちらにもお願いをしました。

1回目歌わせます。イマイチ。

 

理由を考えさせます。

以前担任されていた先生の言葉が出てきます。

・目からビーム

・頭からポッ

・指はシャキーン!

・口は指3本分あける

 

これが出来たかどうか、考えてみてください。

ではもう一度いきます。

 

③道徳+α(学校で学ぶ意義+レク)

これも土作先生の実践。

3桁の数字を封筒に入れるアレですね。

 

宿題でもし持ち帰っても、封筒の中の数字は分からない。

だけど、学校でみんなで考えれば数字が何か分かる。そこに学ぶ意義がある。

伝わればと思います。

 

〈追記〉

封筒の中には736

ただ闇雲に数字を言うだけの子どもに「質問の仕方を変えてごらん?」と説明

5より大きいですか?などと質問が変わる。

73●までたどり着いた。

ここで、仕掛ける。

A「7-3=4」だから4

B「6」そんな感じ、適当

C「7÷3=2...1」だから2

D「7÷3=2...1」の1の方

以上の4つが出てきた。

「この中に答えはあります。」

伝え、人数を取りました。

Aが80%、Bが5%、CDが15%、

 

 

答えは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B

(怒りの声)

「なんでこれが学校で学ぶことと繋がるの?」

「家で一人で当てることはできた?学校であーだこーだ言い合うのが学ぶなんだよ」「まだ俺のことわかってないなぁ」としめて終わりました。

 

④入学式指導(学年)

来週の入学式に向けて、

もう一つは学年開き。

 

それぞれの学年に対する思いを。

担任同士で雑談で思いをかたりました。

〈追記〉

私はいつも通り笑いを取りにいきましたが、主任の話が熱かったので少しだけ。

以下発言

991、この数字がなんの数字かわかる人

しばらく子どもが回答する。

みなさんが今日まで学校に来た日数です。

そして残りは194。

多くの人に支えられて生きてきた皆さん

残りの期間、感謝を行動に表していきましょう。

〈ここまで〉

 

2日目に道徳と国語、かなりアグレッシブですが、試してみたいと思います。

国語は全く、新しいことを試してみるのでワクワクです。教室の後方には、学習の流れを示しました。この先生は国語で勝負を仕掛けるんだ!と思わせます。

 

また、明日もいい日になりそうです!

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昨日の月は赤かった。