入院中、1番体感が長かった時間は昼食後から夕食までの時間である。
朝は6時起床、8時朝食、10時リハビリ、12時昼食と絶え間なくイベントが有る。
しかし、12時以降、18時までイベントは無い。
ネガティヴな選択をすれば惰眠を貪るかゲームをするかの2択であろう。事実、移動が許可されてからの2日間はネガティヴな選択をした。
その選択によって満たされることはなかった。
18時までの時間に読書と文を書くようにした。読書は知人から教えてもらった方法で本に線を引いた。
読了後は線を引いた箇所を原稿用紙に書き写した。書き写すのは先生からの教えである。
3日間、前述のように自己教育に励み紙に向かった。病室の揺れ動く机を少しでも留める為に自然と姿勢は良くなった。字もはっきりとしてきた。
書くことによって思考は促進される。余した時間は自己教育の為の時間へと昇華した。心なしか体調も良くなった。
是非、下記の書籍を読んで頂きたい。
池田久美子「視写の教育ー〈からだ〉に読み書きさせる」東信堂 2011年
あ、タリーズ行けました♡