タバコを吸っている人は嫌いだった。
周りの害を考えない人だと思っていた。しかし、最近では吸う場所が少なくなって、少なくなりすぎてる気がする。
5年前から葉巻を吸うようになった。
今手元にある葉巻。
シガリロという乾燥したタイプである。
スモーカー大佐がいつも咥えているアレはプレミアムシガーと呼ばれ、湿度80%程で管理しなければならない。結構管理が面倒である。そしてまぁまぁ良い値段。
葉巻は無論1人の時の趣味である。吸うと口の中は乾き、翌日は臭くなる。歯の色も定期的にホワイトニングをしなければ茶色くなるし、健康面でいうとデメリットしかない。
しかし、デメリット以上のメリットがある。
これは体験した人にしか分からない。説明するだけ無駄である。
アイラのウイスキーの味を飲んだ経験のない人にいくら説明しても伝わらない。説明で前置きをするよりも飲ませて感想を言わせたほうが良い。
これはですね、何かを教える時も同じであると最近思うんですよ。
例えば、
「なぜ声に出して文を読むのか。」
と賢い子どもに質問されたとする。
私、これ以前まで事前に説明してたんですよ。
納得させることが1番です。
ただ最近はとにかくまずやらせます。やっていくうちに理解できる。納得できる。
これを事前にいくら説明してもあんまり意義は伝わらないし、時間が余計にかかってしまうんですよ。
ウイスキーの味は伝わらないでしょう?何かを伝達する時はとにかくまず体験させることが優先される。
最近はそんな実践をしています。
今はひたすら主語と述語を理解させています。
葉巻もね吸ってみなきゃわからんですよ。
なんでもまずやってみろってことです。