ゴリラがひとになるまで

世界一デカい教員を目指して。専門的な話はhttp://gori2ya.com/

演出にこだわる

久方ぶりの更新です。

先行きの見えない不安定な時期を乗り越え、今はまた「楽しさ」を見つけ、日々を過ごしています。

来週、若手の授業研があります。
当初の予定だと、校内の若手みんなで学びましょう〜的なレベルだったのですが、規模が大きくなり、

県から市外から
合わせると60名近くの方に授業を見ていただける機会となりました。

とりあえずスラックスを買わなければと思います笑

これまであったものではなく、全く新しい「自立活動」の指導案づくり
授業づくりは困難で、なかなか苦しみました。

しかし、本番が近くなると気合が入ると言いますか、
やっぱり授業づくりは楽しい!と思えます。

火曜日に6年理科の授業を導入部分だけ3クラスでさせていただきました。

内容は「月の見え方」

演出に考えさせられました。


あからさまにビー玉を指先で転がす

子どもらに
A「これは何ですか?」
B「ビー玉」
A「今月の勉強してるよね?」
B「あ、月だ!」
A「ん?」(もう一つ極小鉄球を出す)
B「地球と月だ!!」

そして発問は
「太陽の大きさは?」
テニスボール、野球ボール、ドッジボールを見せ、近いものに挙手をさせる。


そして子どもに答えさせたあと、後ろに隠してた運動会用の大玉を取り出す。

子どもからは非難の嵐

ただ大きさをイメージしてくれたようで
直径1cmのビー玉に対し、直径130cmの大玉、、、太陽でけぇ
と感じてくれたことでしょう。

私が考えた演出は
優先順位の高いものから
①大玉を見えないようにする
②授業前から身近な箇所にビー玉を存在させる
③ライトアップ

2クラス目と3クラス目で①の条件を変えて授業をしてみましたが、反応が全く違う!
やはり、見えてない方が驚きは大きく、インパクトはあるようです。


インストラクションからの脱却
ということが私のテーマです。

火曜に向けて、
頑張ろうと思います。